島田 亮 院長（横浜駅西口歯科 第3医院)のインタビュー

歯科治療を通して一人でも多くの人を笑顔にしたい

父が歯科医師をしていたので、小さなころから患者さんを診療する様子を見ることがありました。一方で、自分としても「誰かを笑顔にできる仕事」に就きたいと考えていました。私たちの顏の中で、歯をはじめとした口元は「笑顔」を構成する重要なパーツです。そんな口元の健康を通して誰かを笑顔にしたい、一人でも多くの方に喜んでいただきたいとの気持ちから歯科医師を志すようになりました。

地元の徳島大学を卒業した後は上京し、研修医として東京医科歯科大学でお世話になりました。そして研修期間を終えるとそのまま同大の高齢者歯科学分野というところに籍を置き、全部床義歯（総入れ歯）を専門に、かぶせ物や入れ歯といった補綴治療（人工的に歯を補う治療）を中心として患者さんの診療にあたったり、研究に取り組んだりしながら経験を重ねました。

平日夜8時まで診療。駅チカ・好アクセスの歯科クリニック

大学院にいたころに「総義歯とインプラントを組み合わせた治療」を研究テーマとしていたこともあり、以前からインプラント治療には非常に興味を持っていました。自分が習得した知識や技術を一人でも多くの患者さんに還元することができたら……。そんなふうに考えていた私にとって『横浜西口歯科』はまさに理想的な環境といえました。2023年1月からはクリニック3つめの分院となる『横浜西口歯科第3医院』の院長となり、充実した設備と専門性を生かして日々の診療にあたっています。

来院される患者さんは40～50歳代の働き世代を中心に、「インプラント」「セラミック」などとインターネットで検索なさって足を運んでくださる方も少なくありません。当院は複数の路線が乗り入れる横浜駅から近く、平日は夜8時まで診療していますので、お仕事をお持ちの方々にも無理なく通っていただけるかと思います。

1回の通院で治療が完結「1DAYセラミックトリートメント」

『横浜西口歯科第3医院』では歯周病やむし歯の治療・予防をはじめ親知らずの抜歯、美しい口元へと導く美容審美治療、精密なインプラント治療など幅広い診療を行っています。特にセレックシステムによる「1DAYセラミックトリートメント」は、グループ院の中で当院ならではの特徴となっています。従来のセラミック治療は歯を削って整えてから歯型を取り、それを歯科技工所に送って補綴物をお作りしていました。このため患者さんには最低でも2回足を運んでいただく必要があり、治療期間も2週間ほどかかるのが一般的でした。

一方、当院の「1DAYセラミックトリートメント」は歯型を取る代わりに口腔内スキャナーを使用し、お口の中のデータを基にコンピュータがセラミックのブロックから補綴物を削り出します。補綴物ができあがるまでの時間はおおむね10分程度、治療全体が1時間半から2時間ほどで終わりますので、忙しい方にはぴったりの治療と言えるでしょう。もちろん時間的なメリットだけでなくクオリティの面も優れていますから、安心して治療を受けていただけると思います。

チーム医療が可能にする「精密なインプラント治療」

私自身が専門的に学び、当院でも診療の柱の一つとなっているのがインプラント治療です。ひと昔前に比べるとインプラント治療は身近なものとなりましたが、中でも当院は術前から術後のメンテナンスまでトータルサポートできる体制が整っていることが強みです。インプラント治療が適応となるかどうか、まずは歯科用CTで撮影した画像をさまざまな角度から検証し、シミュレーションを行ったうえで、お一人お一人に適した治療計画をご提案します。また、治療に伴うリスクや手術前後の注意点、治療期間や費用についても丁寧な説明を心がけておりますのでご安心ください。

インプラントはご自分の歯と同じようにしっかりと噛める、という部分がメリットではあるものの、インプラントを入れたらそのまま一生使える……という考えは間違いです。インプラントは天然歯と変わらない見た目をしていますが、人工物であることに変わりありませんので、手術後の継続的なメンテナンスは欠かせません。幸いにも当院にはお口のクリーニングなどを担当する歯科衛生士が在籍しておりますので、精密な治療から術後のメンテナンスまでトータルにご提供することが可能です。また、私がかつて研究テーマとしていた「総義歯とインプラントを組み合わせた治療」によって、今お使いの入れ歯を安定させてしっかり噛めるようにするといったこともお手伝いできます。まずは一度ご相談ください。

地域のみなさんへメッセージ

当院では医療者側で治療方針を決定するのではなく、必ずいくつかの選択肢をご提示したうえで患者さんのご希望なども踏まえて方針決定を行うようにしています。治療にまつわるメリットやリスク、治療後のメンテナンスの大切さなどを十分にご説明したうえで治療に入ることを基本にしています。このため診察室は半個室タイプになっており、周りを気にすることなく患者さんに何でもお話いただけるような環境づくりに努めています。そして何よりも「一人でも多くの方を笑顔にしたい」との思いで診療しておりますので、小さなお悩みも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2023年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。