阿部 貴広 代表（あべのそろばん教室)のインタビュー

珠算＆暗算10段！全国大会で優勝経験あり

もともとこの場所では他の方がそろばん教室を運営されていたのですが、ちょうど会社を辞めるタイミングで声をかけていただき、新しくあべのそろばん教室として講師を務めることになりました。僕自身、そろばん教室には小学校1年生から高校3年生まで通っていました。現役時代には全国大会で優勝した経験もあり、日本珠算連盟段位認定試験は、珠算、暗算ともに一番上の段位、10段を取得していますので、保護者の方にも安心していただけるのかなと思っています。

そろばんで暗算力を！

当教室では、そろばんだけでなく暗算を教えるという部分に力を入れています。暗算というものは、日々の生活はもちろん受験にも役立つものですから。やっぱり今の時代、中学受験されるお子さんも多いので、それに活用できるような指導をするようにしています。また、そろばんは暗算力だけでなく、集中力や忍耐力なども学べるもの。そういったものもそろばんを通して身につけてもらえたらと思っています。

競い合うことも楽しさの一つ

僕自身、そろばんに夢中になっていた学生時代を振り返ると、やっぱり同じレベルくらいの子たちと競い合うことが一番面白かったんですよね。全国大会など同レベルの選手と戦うことがすごく刺激になりました。そういった部分でも、そろばんの面白さを感じてもらいたいので、当教室でもなるべく生徒同士で一緒に計算し合ったり、ゲームっぽく競争したり。ポツンと一人でやっていてもつまらないですし、上達しないんですよね。みんなで一緒に楽しく実力がつくような指導を取り入れています。

フラッシュ暗算で脳を活性化

今の時代にそろばん？という方もいらっしゃるかもしれないですが、そろばんは左脳も右脳も使うので、そろばんをやっている人の方が脳がよく働く、理解力が身につく、という研究結果があるんですよ。僕の特技はフラッシュ暗算なんですが、頭のなかにそろばんを思い浮かべて、それを動かすことで暗算を解いていくんですね。そのときに、右脳で珠をイメージしているのです。普通の人は計算というと左脳を使うので、それだけでも脳の使い方が違ってくるのかなと。当教室では、フラッシュ暗算もできるようになる教材を用意しています。小さいときに、そういった脳の使い方を覚えれば、大人になっても違ったところで活用できるのではないかと思います。

そろばんを特技にしてほしい

生徒さんと向き合うときには、まずは認めること。そして、なるべく距離を近く感じてもらえるように心がけています。算数が得意じゃない、暗算できるようになりたい、受験に活用したい、といったお子さんが多いですが、何か特技を作りたい子にもそろばんはおすすめです。やればやった分だけ実力が上がるものですし、何よりそろばんで計算して解答が合ったときに達成感が得られる。小さな成功体験を積み重ね、それを自信につなげてもらえるのかなと。検定や大会もありますし、目標設定がわかりやすいのもポイントだと思います。昔ながらのそろばん教室、というイメージとはちょっと違うと思ってもらえるはずですので、親御さんたちにも新たなイメージでそろばんに興味を持ってもらえたらうれしいです。お子さんに楽しい！と思ってもらえて、そろばんを特技にしてもらえる指導をしていますので、ご興味ある方は、是非お立ち寄りください。

※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。