三宅 忠隆 院長(鶴見歯科医院)のインタビュー

鶴見歯科医院 三宅 忠隆 院長

鶴見歯科医院 三宅 忠隆 院長 TADATAKA MIYAKE

神奈川県出身。神奈川歯科大学を卒業後、鶴見歯科医院に就業。2017年に同医院の院長に就任。神奈川歯科大学非常勤講師(各線横浜駅西口より徒歩約8分)

父の背中を見て歯科医に

最初は魚の研究をしたいなと思っていたんです。生き物が好きだったので、水産大学で研究職に就きたいと考えていたんですけど、父の影響でしょうか、いつの間にか歯科医の道を志していました。大学卒業後に、鶴見歯科医院に就業。その後、2017年に院長に就任しました。

各分野の専門医が集まる総合歯科

当院は、ざっくり言ってしまうと大学病院と一般開業医の間にあるような歯科医院。「専門医が集まる総合歯科」というコンセプトのもと、各分野で高い専門性を持つ歯科医師が30人。ユニットも40台以上と大学病院なみの歯科治療を提供できる規模の大きさです。入院施設はありませんが、それ以外の治療はほぼすべて院内で完結できるようになっています。何よりも患者さんファースト。どの分野の治療でも良質な医療を提供できるよう、医師やスタッフ含めた全員が常に高みを目指しているところが強みです。

力を入れている補綴(ほてつ)歯科

なかでも、注力しているのは補綴(ほてつ)歯科。補綴というのは、一般の方にはなじみがないかもしれませんが、歯が欠けるなど、歯がなくなった場合にクラウンや入れ歯などの人工物で補い、歯が持つ本来の機能を回復させる治療です。当院は、全国的にも数が少ない補綴歯科の認定研修施設でもあるので、補綴に関しては最新で確かな治療法を提供していると自負しています。最近は、歯科治療もデジタル化が進み、急激に変化しています。補綴治療で使用する補綴物=技工物を作るための型取りも、以前はぐにゃっとした印象材を噛んでもらっていましたが、今はカメラである程度までのものなら読み込むことができるなど、機器の精度がだいぶ上がってきました。そういった新たなものをどんどん取り入れるようにしているのも特徴です。

患者さんに喜んでもらえる治療を

どの治療も患者さんの笑顔のために、ということが一番ですね。そのためには何を求めているのか、じっくりとお話を聞くことを大切にしています。“総合歯科”を掲げていますが、総合歯科というと広く浅く、というイメージがあるのかなと。ですが、一つの分野に固執せず、さまざまな専門医がそろっているからこそ、多角的な視点で治療計画が立てられるというのが大きな強み。ドクター同士、意見交換も活発に行っていますし、患者さん一人ひとりに「喜んでもらえる治療」の提供を実現しようと、スタッフ一同研鑽を続けています。

安心して通ってもらえる総合歯科を目指して

当院の開設は昭和20年。長年、この横浜という場所で歯科診療に携わってきましたので、年齢的にも症例的にも幅広い層の方にご来院いただいています。でも、やっぱりまだ歯科医に苦手意識を持っていらっしゃる方も多いですね。「よし、行くぞ!」と気合を入れないと来られない、という方もいらっしゃるので、今以上に安心して通っていただける歯科医院を目指していきたいです。当院はドクターも多いですが、チェック体制をしっかりと整えています。補綴の模型も技工室に出す前に必ず診療科長がチェックをしています。新しいことを取り入れながら、さまざまな面で安心して来院いただけるように心がけていますので、何かお困りのことがありましたらぜひ一度ご相談にいらしていただけたらと思います。

 

※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鶴見歯科医院 三宅 忠隆 院長

鶴見歯科医院三宅 忠隆 院長 TADATAKA MIYAKE

鶴見歯科医院 三宅 忠隆 院長 TADATAKA MIYAKE

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味・特技: 波乗り

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