桑原 恵 院長（サン横浜歯科矯正クリニック)のインタビュー

矯正歯科専門で開業した先代の父

歯科医院の中でも矯正を専門としているのは父の影響が大きいですね。父も歯科医師で、当時は数少なかった矯正歯科に特化し当院を開業しました。歯の悪い部分を治していく一般歯科とは違い、歯の嚙み合わせを良くしていくことで美しい歯並びにする矯正歯科は魅力的でもありましたし、また、そんな矯正歯科に取り組んでいる父の姿を見て、「自分も父のように矯正歯科という、他の歯科ではあまりやっていないような専門領域に特化して学びたい」という気持ちが芽生え、この道を志しました。

横浜では歴史ある矯正歯科専門のクリニック

最近では矯正歯科専門医院も増えてきましたが、父が始めた時代では、ほぼありませんでした。横浜では歴史ある矯正歯科専門医院だと思います。長くこの仕事をしていますと、私が診た子供だった患者様が大人になり、ご自身のお子様も連れてきてくれることも結構あります。矯正は一般治療と違い、何か月、何年というような長い月日をかけて治療していくものですので、幅広い年齢の患者様お一人おひとりと長いお付き合いになります。自分は医師という治療する立場ではありますが、たくさんの患者様を診ることによって、自分自身も患者様から多くの症例を学ばせていただいています。

治療は信頼関係が基本・最後まで見届けないといけない

治療は自費診療になるため、患者様のご希望をよく聴くことと対話を大事にしています。最近では、矯正治療の方法は多種多様となっており、セカンドオピニオンなども含め、ご検討されることをお勧めします。矯正は治療期間が長くなるので、患者様との信頼関係が大事です。はじめは色々疑問点があっても、緊張して話にくいと思いますので、まずは、私自身が患者様にとって「話しやすい存在」であるように心がけています。

歯の矯正を始めるのに年齢は関係ない

歯並びが綺麗になって、歯を見せて思いきり笑えるようになると、自信がつくしイメージがぐんと変わります。口元が綺麗になると、「もっと綺麗になりたい」とより前向きな気持ちになることもあるかもしれませんね。また、見た目だけではなくて、アスリートの方がパフォーマンスを上げるために矯正をされる場合も増えています。それは体の機能面のためにも、歯並びを治す必要性の認知が広がってきているのでしょう。歯の矯正を始めるのに年齢は関係なくて、40、50代でも矯正を始める方もいます。「矯正は小さいうちから」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、それも一概には言えません。お子様でも、成長の早い・ゆっくりなど状態はお一人おひとり違いますので、そのお子様に合ったタイミングの見極めも大事です。当院の実績や対応を気に入ってくださって、一般歯科の歯科医院から、ご相談・ご紹介を受け、連携して治療することもかなり多いですね。また、患者様が当院で治療をされて「ここ良かったよ」と大事なご家族や、ご友人を紹介されることもあり、大変ありがたいです。

歯並びは一生のこと、気になることはどんなことでもご相談を

歯並びは一生に関わることなので、子供から大人まで、歯並びや嚙み合わせなどで気になるところ、治療に関するご心配ごとや疑問点などについてなんでもご相談ください。お口の中の状態を拝見いたしまして、治療の方法、期間、装具の種類などご希望を伺いながら、治療費も含め、気になるとこともしっかりご説明をいたします。矯正治療の必要性を、セカンドオピニオンなどを含め、ゆっくりご検討いただいて納得してから治療にお越しいただければと思います。当院は横浜駅東口から徒歩２分の場所にあり、皆さん、通勤や通学の途中にも通いやすいようで、遠方からも来られる方もいます。土曜日も診察しています。まずはお気軽にご相談にご来院ください。

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。