横関 雅彦 院長(横関矯正歯科クリニック)のインタビュー

横関矯正歯科クリニック 横関 雅彦 院長

横関矯正歯科クリニック 横関 雅彦 院長 MASAHIKO YOKOSEKI

北海道大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院を経て同大学歯学部付属病院や徳島大学歯学部で講師を務める。2003年に矯正専門の横関矯正歯科クリニックを開院(各線横浜駅西口より徒歩約4分)

むし歯が多かったことが歯科医へのきっかけに

私自身、非常にむし歯が多かったことが歯科医を目指すきっかけになりました。小さいころからよく歯科医院に通っていたので、歯科医という存在がすごく身近なものだったんですね。なぜこんなにむし歯になるんだろう、というところにも興味を持ちました。北海道大学の歯学部を卒業後、東京医科歯科大学大学院を経て、その歯学部の大学病院で勤務したのち、徳島大学に。歯科矯正学講座の非常勤講師を務めました。その後、2003年に矯正治療を専門に行う横関矯正歯科クリニックを開院しました。

カウンセリングから治療までじっくりと

もともと矯正治療は噛み合わせを治すことが目的ですが、もう一つの側面として口元の審美性というものがあります。その審美性については、学問的なところというよりも患者さんの心理面が重要。患者さんの希望を優先することが第一になるので、そこが難しさでもありますね。噛み合わせに関しては皆さん一緒ですが、見た目の美しさのどこにこだわるのか。そこは、人それぞれですから。なるべくご希望に添えるようカウンセリングから治療まで、しっかりとお話をするよう心がけています。

お子さんから高齢者まで幅広く対応

矯正というとお子さんだけのイメージもありますが、当院は幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。20代が一番多く、上は70代くらいまで。噛み合わせを治したいという方はもちろんですが、口元がちょっと出ているのを治したい、とにかく歯並びをきれいにしたいとご希望はさまざまですね。高齢の方だとインプラントをするときに、インプラント以外の歯を治す必要があり、そのために矯正治療に入る方もいらっしゃいます。

矯正治療は患者さんの希望が何よりも大切

矯正した方がいいのか、というご相談をよく受けますが、正常な噛み合わせの方というのは実はごくわずか。以前、勤務していた徳島大学歯学部の学生のなかから正常な噛み合わせを探したことがありましたが、そこでもやっぱり1割以下だったんですね。専門的に見ると、それだけ正常な噛み合わせの人は少ないわけですが、普段の生活に支障が出ている場合を除き、矯正をやる、やらないはやっぱり患者さんの希望ありきだと考えています。メリットがある一方で、やっぱりデメリットもありますから。そういった矯正治療に関する一般的なリスクは当院のHPでもお伝えしていますので、それをご理解いただいたうえで、患者さんご自身が必要だなと思ったときに、その希望に沿った治療をしっかりと行いたい。そう思っています。

若いうちから歯に関心を持ってほしい

当院はSNSなどでの告知は一切行っていませんが、10~20代の患者さんは「口コミを見ました」といらっしゃる方が多いですね。ちょっと不思議な感覚もありますが、そういって誰かに紹介したくなると思ってもらえているのは非常にうれしさも感じています。あまり歯に関心を持たない若い方もいらっしゃいますが、高齢の患者さんの治療を行ったりすると、やっぱり歯は大事だなと思うことも多くあります。歯を治すと皆さん、すごく元気になるんですよね。しっかり食べられるようになって体力も回復する。それを思うと、やはり若いときからの歯のメンテナンスがとても重要だなと。高齢になったときに困らないよう、今のうちから歯に関心を持っていただけたらうれしいです。そのうえで、矯正が必要だと思ったときにはご相談いただけたらと思います。

 

※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

横関矯正歯科クリニック 横関 雅彦 院長

横関矯正歯科クリニック横関 雅彦 院長 MASAHIKO YOKOSEKI

横関矯正歯科クリニック 横関 雅彦 院長 MASAHIKO YOKOSEKI

  • 出身地: 横浜市
  • 趣味・特技: スポーツ
  • よく読む本・愛読書: 小説
  • 好きな映画: ※邦画
  • 好きな音: オールジャンル
  • 好きな場所: みなとみらい

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