総山 明 院長(さくら歯科クリニック)のインタビュー

さくら歯科クリニック 総山 明 院長

さくら歯科クリニック 総山 明 院長 AKIRA FUSAYAMA

1979年鶴見大学歯学部卒業後、鶴見大学歯学部保存科にて助手を務める。
1986年歯学博士(鶴見大学)取得。1986年「総山歯科医院」開業。翌年、鶴見大学歯学部の非常勤講師を務める。1994年「医療法人社団衛明会」設立、理事に就任。2014年「医療法人社団サクラ さくら歯科クリニック」勤務し、現在に至る。(東海道本線、東急東横線など各線「横浜駅」から徒歩2分)

長い歯科医師人生の中で変わらず大事にしていること

祖父、父親が歯科医師でしたので、自然と私も同じ道を志すようになりました。私は今、69歳(2023年現在)ですので、次々と新しい知識を取り入れ未来のために開拓していくことは若い方達にお任せして、これまでもそうであったように、今来てくださっている目の前の患者さんのお困りの症状に誠実に向き合い、いまできることを精一杯やることを大事にしたいと思っています。そのためにも、分かりやすい説明をすること、またお困りごとやご希望に寄り添い、患者さまの立場になって診療をすることを心がけています。

訪問歯科診療に力を入れています

当院の一番の特徴は、訪問歯科治療のキャパシティが大きいところです。老人ホームと提携して歯科診療をしており、最近では街のケアセンターからご依頼を頂くことも増えました。当院では常任で4名いて、3名の歯科医師は訪問治療をしています。訪問エリアは当院を中心に半径16キロまでの範囲が訪問可能エリアです。通院困難な状況にある方、障害をお持ちの方、老人ホームに入居されている方も、普段の生活環境の中で治療を受けることができます。虫歯や歯周病治療、入れ歯作りなど、院内と同じような治療を提供させていただいていますね。当院と提携する老人ホームでは歯科医師、現場の介護士さんなど異業種のスペシャリストがそれぞれの観点から患者さんをサポートする取り組みもしています。

人間、生涯食べることは楽しみだからこそ

人間は生涯を通し、食べることは大きな楽しみや生きがいの一つだと思うので、寝たきりの人でも食べられるなら、少しでも食べて欲しいと思うのです。寝たきりの人だと食べ物でも固形から流動食、ミキサー食など色々な形態がありますから、歯だけを見るのではなくて、そうした患者さんの普段の食生活まで考慮し、歯科医師は診療にあたらないといけないですね。

口の中に歴史がある・「先生に最後までみてもらいたい」のお声

長いお付き合いの患者さんも増えましたね。当院では8年目くらいになりましたが、それ以前に診ていた患者さんもこちらまで通ってくださっています。「あまり他の先生に変えたくない。よく知ってくださっている先生に最後までみてもらいたい」とお考えの方も多いようですね。口の中には歴史がありますから。ずっと自分の歯で食べている方も、歯がなくなった方も、その時々の環境、状態、お気持ちやご希望に寄り添って考えます。患者さんの生活や、お考え、価値観なども踏まえて、長いスパンで考慮し、治療に関わらせていただいています。

目の前の患者さんに丁寧に向き合う・痛みなく早く

私は、できるだけ患者さまの負担が少ない診療を心がけています。必要以上の治療を押し付けることなく、お悩みをできるだけ早く改善する処置の提供を大事にしています。大学にいるときは、小さい虫歯の治療を専門にしていたので、いかに痛くなく簡単に治すことを得意としていると思います。当院は横浜駅より徒歩2分と、アクセスしやすい環境にあるので、近辺で働かれている方も来院されますね。平日は19時まで、土曜日は完全予約制で診療を受け付け、通勤通学帰りやお休みの日に通ってもらえるようにしています。普段お忙しい方も、気になる症状があれば、どうぞご来院ください。

 

※上記記事は2023年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

さくら歯科クリニック 総山 明 院長

さくら歯科クリニック総山 明 院長 AKIRA FUSAYAMA

さくら歯科クリニック 総山 明 院長 AKIRA FUSAYAMA

  • 出身地: 東京都
  • 趣味・特技: ゴルフ
  • 好きな音楽: 青春時代に聞いていた音楽はずっと色褪せない
  • 好きな場所: 京都、奈良

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