吉田 賢二 院長(吉田歯科医院)のインタビュー

吉田歯科医院 吉田 賢二 院長

吉田歯科医院 吉田 賢二 院長 KENJI YOSHIDA

神奈川県出身。日本歯科大学を卒業後、勤務医として経験を積み、父が開業した吉田歯科医院の院長に就任。(各線横浜駅西口より徒歩約5分)

父の跡を継いで院長に

父が歯科医だったので、小さいころから自分も歯科医になるんだろうなと。そこまで迷いはなかったですね。大学を卒業後に勤務医として経験を積んで、平成19年(2007年)に当院に戻り、父親と10年くらい一緒に働いたのかな。その後、父の跡を継いで院長に就任しました。父の代から数えると、2023年で開業50年。昔から来院いただいている方も多いですね。90代の患者さんもいらっしゃいます。

 

予防に注力しつつも幅広く対応

一般歯科からインプラントまで、幅広く対応しているので特徴がないのが特徴ではありますけど、1番力を入れているのは予防歯科。歯を残す、患者さんが自分の歯で噛めることを大切にしています。噛めないといろんな病気になるんですよね。その最初が歯周病なので、そこを食い止める。負の連鎖にならないようにしっかりと予防をしていくことに注力しています。最近は医科歯科連携といったこともよく言われるようになりましたが、もともと父がすごく予防に力を入れていたんです。予防歯科という言葉がなかったころから、歯ブラシの指導などを口うるさく伝えていたようで、長く通ってくださる方には「昔は先生によく怒られた」とよく言われます。

保険治療で予防ができるのは歯科だけ

個人差はありますが、大体4カ月から半年くらいを目安にメンテナンスのために来院いただきたいとは思っています。歯医者さんって痛くならないと来ちゃいけなのかなと思われる方もいらっしゃいますけど、今はもうそういう時代ではありませんから。予防というのは、医療のなかで歯科でしかできないこと。保険治療で予防ができるというメリットを活かしてもらいたいなと考えています。高齢になったときの医療費も、歯の有無でだいぶ変わってきますから。最近は「ちょっと気になるので」と来院する若い方も増えてきているので、そういった予防意識がどんどん高まっているのは、歯科医師としてはすごくうれしいことだなと感じています。

患者それぞれのニーズにあわせた治療を

患者さんには「この歯科医院に来てよかった」と思ってもらいたいですね。一期一会ではないですけど、横浜駅に近いという場所柄、ホテルに泊まっていたときに詰め物が取れてしまったとか、海外の方など観光でいらしている方も多いんですね。そういったときに「あの歯医者さん、イマイチだったな」と思われるのはちょっと避けたいですし。そういった方はもちろんですけど、長く通ってきてくださる方の1回1回の治療も一期一会の気持ちで臨んでいます。また、患者さんのお話をよく聞くようには心がけています。同じ症状であったとしても、ニーズはそれぞれ違いますから。そのニーズはやっぱり話さないと分からないので、なるべくお話を聞くようにしています。自分がやりたい治療ではなく、患者さんの困っていることを助けたい。それが歯科医の仕事かなと思っています。

診療&待合スペースを拡張!

歯科から全身を診ていきたい、という想いはありますが、自分が全身を直接診られるわけではないので、歯科の領域で注意すべき部分はしっかりと患者さんにお伝えしていきたいと考えています。将来的にはスタッフに管理栄養士を加えて、食に対してケアできるようなクリニックにしていきたいですね。23年春に、少し拡張して診療スペースが広くなりました。待合室も新しくなりましたので、より快適に過ごしていただけるようになったのかなと思っています。歯科ってどうしても匂いや音に苦手意識を持ってしまって、なかなか足が向かない場所かと思いますが、気になることがなくてもまずはメンテナンスにいらしてみてください。なんでもお話をお聞きしますので、気軽に来院いただけたらうれしいです。

 

※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉田歯科医院 吉田 賢二 院長

吉田歯科医院吉田 賢二 院長 KENJI YOSHIDA

吉田歯科医院 吉田 賢二 院長 KENJI YOSHIDA

  • 出身地: 神奈川県横浜市
  • 趣味: ゴルフ
  • 好きな言葉: 一期一会
  • 好きな音楽: マイケル・ジャクソン、サザンオールスターズ
  • 好きな場所: 家、もう一度行ってみたいのはイタリア

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