関根 信男 代表 兼 校長(JUAVACドローンエキスパートアカデミー横浜校)のインタビュー

JUAVACドローンエキスパートアカデミー横浜校 関根 信男 代表 兼 校長

JUAVACドローンエキスパートアカデミー横浜校 関根 信男 代表 兼 校長 NOBUO SEKINE

1963年生まれ。横浜市神奈川区出身。「Meijiya」で約14年間勤務・退職後、独立起業を志す。1999年シーエスネットワーク株式会社設立。「JUAVACドローンエキスパートアカデミー横浜校」開校。世界空手道連盟士道館総本部常任理事長を務める。(京急本線戸部駅徒歩10分・相鉄本線 西横浜駅徒歩10分)

タイミングを逃さず自ら動く

ドローンスクールに着手した頃は、まだ今ほど身近に認知されていませんでした。私が中小企業建設業協会の理事もやっている関係で、今後、建設業界ではドローンが活用されていくだろうという話が出てきたものの、実際にはまだまだこれからというところでした。うちの「JUAVAC」(一般社団法人 UAV利用促進協議会)は基本的に県単位で1校なんですね。それで「神奈川県でスクールをやってみませんか」というお話をいただいたき、引き受けて一人で動き始めました。そして、スクールで教育できる人材や、事務所やフライトの場所の確保、必要な手続き関係や広告など準備していきました。国土交通省認証団体の申請の手続きが第一段階で、1年かけて無事に認定されました。国土交通省のホームページに載って学校として認定されるのがまず大事だったわけですね。そうして、当校は2022年11月に『登録講習機関』として登録されました。

国土交通省の「登録講習機関」のため国家資格取得も取得できる強み

各手続きを進めながら試行錯誤している中で、ドローンの認識が一般的にも広がってきて、どんどんその活用方法がクローズアップされるようになってきました。こうして認識と必要性が上がってきたタイミングで始めるよりも、私がスクール設立に踏み出したのはその前だったのが良かったと思います。令和4年の改正航空法の施行に伴い、「操縦ライセンス」の国家資格ができました。自動車の運転免許制度みたいなものですね。そして、操縦ライセンスを発行する機関として、新たに国土交通大臣に登録する「登録講習機関」が必要になったのですが、当校は申請開始早々していて「登録講習団体」としてすでに認定されていたためもあり、国家資格も登録講習機関として取得できるわけです。

会社や将来の仕事に役立つよう目的に合った提案を

うちの強みは「ドローンで何ができるのか」ということを、通常のコースに限定せず、目的に応じて専用の実用性の高い別カリキュラムもご用意できる点にあります。元々、仕事としてドローンを使いたい方向けにサービスを考えていたからです。現在も、会社から個別にドローンの活用についてのご相談やご依頼が多いですね。まず、お申し込みがあっても、個人でも企業でも「それを何に使うのか」というところは、しっかりお話を聴かせていただき、アドバイスをさせていただいています。受講費を払っていただいて習っても、卒業後に実際に現場で使えないというのはもったいないですからね。将来の仕事や今の会社に役立つ、現場を知るものの視点で専門技術をラインアップしています。

細やかに需要に応えながらウィンウィンの関係

当校の受講者は会社関係の方が多いです。面白いのは、企業が繋がると、人脈や知識が広がっていくことですね。私は基本的に「餅は餅屋でやってください」という考えなので、うちの技術やネットワークを活用して、それぞれの会社でさらに専門的に発展させていっていただきたいのです。そのために必要なことは、「こちらではいつでもフォローアップします」という仕組みも作っています。やはり小さな会社だと、なかなか大きな資金は準備できないので、ドローン機器の販売だけではなく、ソフトウェアやそれに伴う学習プログラムも始めました。こうして、その都度頂くご相談や、ニーズを丁寧にヒアリングし、臨機応変にサービスを提供しています。何よりも、実践的でありたいと思い、「相談を受けたら協力しますよ」というオープンな姿勢でやっています。

企業や専門家と手を組みながら日進月歩のドローンと共に進化

とりあえず、どんなことでも挑戦してみなきゃわかりませんよね。もちろん、いいことばかりではないですが(笑)。はじめは周囲に理解されにくいことでも、誠実に継続してやっていけば必ず形になります。まずは動いてみて、ダメなことが見つかればその都度改善していけばいい。そうしながらやり続けることが大事ですね。ドローンはすでに様々な分野で活用されているものの、日進月歩で、どんどん改良され、使用用途も広がり続けています。だからこそ、今後も専門家と専門家が手を組んでやっていく体制を大事にしたいと思っています。私はスクールで技術を独占するのではなく、ここで学んだことをそれぞれの会社で実際に活用しながらバーションアップしていただきたいと思いますし、そうしたプロセスや知識を共有していただくことで、また私の知識量や経験値もまた上がりますから。やはりウィンウィンの関係がいいですね。当校は、安全にドローンの飛行ができるように知識や技術を習得する基本技術コースを主体に、 お客様のニーズに合わせて、講習スケジュールや測量・非破壊・空中散布の各コースにも対応できます。これからも様々な企業や学校など公共機関、eスポーツ(esports)なども可能性を探りながら、ドローンと共に進化していくスクールです。安心して学んでいただけるよう、できるまでサポートしますし、卒業されても、飛行許可申請支援やドローン活用の最新の情報提供など即戦力として活躍していただくためのサポートもします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

JUAVACドローンエキスパートアカデミー横浜校 関根 信男 代表 兼 校長

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  • 出身地: 横浜市神奈川区
  • 趣味: 空手、釣り、運動全般
  • 好きな言葉: 愚公山を移す
  • 好きな本: オールジャンル、特に片岡義男の小説シリーズ
  • 好きな音楽: 演歌、ムード歌謡(作詞・作曲家、歌手でもある)
  • 好きな映画: ロバート・デ・ニーロ出演の作品

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