高島町まつなが歯科クリニック 松永 和幸 院長 KAZUYUKI MATSUNAGA
福島県出身。鶴見大学歯学部卒業。総合病院の口腔外科や歯科医院での院長経験を経て、23年5月に「高島町まつなが歯科クリニック」を開院(横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅より徒歩約6分ほか複数路線駅から徒歩圏内)
福島県出身。鶴見大学歯学部卒業。総合病院の口腔外科や歯科医院での院長経験を経て、23年5月に「高島町まつなが歯科クリニック」を開院(横浜市営地下鉄ブルーライン 高島町駅より徒歩約6分ほか複数路線駅から徒歩圏内)
母が歯科医でした。自宅の1階をクリニックにしていたので、小さいころから歯科医という職業には馴染みがありましたし、母の背中をずっと見ていたので、その姿に憧れていたのかもしれません。自然と歯科医への道を選びました。将来的には開業したいという思いがありましたが、実家に戻って、というよりも大学からずっと横浜にいたので、開業するなら横浜市内がいいなと。自分のなかではチャレンジ的な気持ちもありましたね。ちょうど複数路線、どこの駅からもアクセスがいいこの場所が見つかり、23年5月に「高島町まつなが歯科クリニック」を開院することになりました。
やっぱり一番の特徴は、高島町駅、戸部駅、桜木町駅、みなとみらい駅といった複数の路線の駅からのアクセスの良さ。駅から近すぎず、遠すぎずといった住宅街のなかというバランスのよい立地なので、近隣の方に通っていただきやすいのかなと感じています。今は0歳から90代まで、全年齢幅広い方に来院いただいています。ファミリーで、という方も多いですし、地域に密着した診療を行っています。
また、開業するにあたっては明るい印象のクリニックにすることにもこだわりました。待合室のスペースをとにかく広くして、入ってきやすい雰囲気を作りたかったんですね。入口も大きく、日が入るように。ベビーカーや車いすでも、そのまま入っていただけるようにバリアフリーにもなっています。開放的な空間を作りつつ、治療スペースはプライバシーを守りたかったので、半個室に。待合室にはキッズスペースもありますので、家族そろって来院しやすいクリニックになっているのかなと思っています。
私自身もともと人とお話しすることが好きということもありますが、自然な会話のなかから、患者さんの求めていることを引き出してそれを提供できるよう心がけています。しっかりと求めていることのサインを受け取れるように聞く体制を整えています。また、痛みの少ない治療も意識していることの一つです。母が歯科医であっても、やっぱり歯医者さんって痛いところ、とイメージがありました。ですが、今は治療のやり方次第で痛みは軽減できる。手技的なこともそうですが、緊張していると痛みを感じやすくなるので、なるべくリラックスできる環境を作れるように。口腔内の写真を見せながら説明するなど、安心感を持っていただけるよう心がけています。精度の高いスキャナーなど、最新鋭の機器を揃えていますので、そういった点でも安心していただけたらと思います。
治療に関しては、その方法のみならず金額面なども含めて、メリット、デメリットをお伝えし、選択肢を多くご提案するようにしています。皆さん、自費診療と保険診療と悩まれますが、必ずしも自費診療が一番いいとは限りません。その方が目標とするゴールを達成するためには、自費診療でないとダメ、ということもありますが、保険診療は一定の基準をクリアしているスタンダードな治療。例えるなら、どれもオリンピック選手なんですよね。でも、それ以上のこと、メダリストを望むなら自費診療、といったイメージです。定期的に検査をして、しっかりとケアができるなら保険診療でも十分といったものもあります。これまでの経験や歯科医としての視点からのおすすめもしっかりとお伝えしたうえで、患者さんによりよいものを選んでいただき、それをサポートさせていただいています。
歯医者さんには、ぜひ重症化する前、痛みが出る前に来ていただきたいなと思っています。車の車検みたいなものなんですよね。故障してからの修理と同じで、歯も重症化してしまうとどうしても戻れない処置になってしまいますから。美容院に行くような感覚で、日常生活の一部、日々のサイクルのなかに「歯医者さんに行く」というものを入れてもらえたらうれしいなと思います。今はホワイトニングも見直されていて、ただ歯を白くするだけでなく虫歯や歯周病の予防になるとも言われていますので、予防といった観点でのホワイトニングの相談もぜひお気軽にいらしてください。歯と全身の病気はリンクしていますし、国民皆歯科検診の導入も検討されています。高齢化が進むなかで、歯の予防から健康寿命が延びれば、医療費が圧縮されて国の財政も潤い、少子化対策につながるのかなと。歯の健康といったところで、そういったものにも貢献できたらと思っています。
※上記記事は2023年11月に取材したものです。
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