山本 修 院長(やまもと歯科)のインタビュー

やまもと歯科 山本 修 院長

やまもと歯科 山本 修 院長 OSAMU YAMAMOTO

1981年「愛歯技工専門学校」卒業後、1981年「国際デンタルアカデミー研修プログラム」終了。1982年「カヤキ歯科」入社。1994年「鶴見大学歯学部」卒業(19期生)後、1994年「花井歯科」勤務。1996年「やまもと歯科」開業。

歯学部で教鞭に立つ父と、歯科医師になった兄の影響を受け

父親が歯科医師で大学の歯学部で教えていました。自然な流れで歯科業界に入り、はじめは歯科技工士として7、8年経験を積みました。その間に私の2つ上の兄が歯科医師になったので、その流れで「兄弟で一緒に歯科医師になるのもいいかもしれない」と思ったんです。そこから歯科大学に入学し、歯科医師になり、1996年に当院を開業しました。

治療が終わったら余計に考えすぎない、患者様自らの力

歯科医師になり始めの頃は、帰宅後も患者様のことをよく考えていました。でもそう考えすぎてしまうと、仕事に差し障りが出てしまうので、患者様のことを必要以上に心配しすぎないように心がけています。治療を通して、私がそう心配しなくても、誠実に治療に取り組み、患者様の自らの力を信頼すればいいのだと思えるようになっていきました。

20年前から訪問診療を始め、スクーターや自転車で駆けつける

私が20年くらい前から訪問診療を始めたきっかけは、地域の患者様のご要望に応じたことでした。お一人おひとりのご相談に対応していく中で、自然と対応範囲が広がっていきました。スクーターや自転車で訪問するので、お天気の悪い日は難しいですが(笑)。最初はタクシーで行っていましたが、どうしてもタクシー代のご負担が出てしまうし、このあたりの道路事情、例えば車の入らない地域、駐車スペースがないことも考慮すると、どこにでもサッと移動して停められるように、自転車にしようと思ったんです。そのうちに対応範囲も広がってきたタイミングで、ある日見たテレビで偶然、訪問治療をしている歯科医師がミニバイクで通う姿を見て、「これはいいな」と思い、スクーターでも移動するようになりました。衛生士さんに後ろに乗ってもらって二人乗りもできますからね。当院はご高齢の患者様が多いので、1週間後、数週間後だと、色々予定が読みにくいところがあるので、ご連絡がきたらその日のうちに対応できることはするように心がけて、必ずではないですが事前の連絡もできる限りするようにしています。

必要以上の提案や治療をしない姿勢、納得していることが大事

お一人おひとりに歯の状態の説明をし、患者様のご希望を聴いた上で、必要以上に治療をお勧めしないように心がけています。患者様が求めていること以上はしません。自分が病気になった時や病院に行った時のことを考えると、あまり必要以上の情報や提案は要らないなと思ったんです。色々医師に強く言われるよりも、自分が納得していることの方が大事ですから。トラブルが起きないように、患者様にはなるべくわかりやすくご説明をして、納得していただいた上で治療を進めています。当院から近い場所から通われている患者様が多いので、何かあればすぐに対応できるという信頼関係もありますからね。

馴染みのある地域で、訪問治療に力を入れています

この地域は私の中学、高校が近くにあったので身近に感じてきました。同級生や友達も結構います。このあたりは地形上、歯科医院が少ないんです。だから、当院に通ってくださる方もおられるかもしれませんが(笑)、長く通っておられる患者様も多くいらっしゃいます。患者様も高齢化してきたこともあり、当院は訪問診療に力を入れています。ご要望があれば承りますので、お気軽にお声がけ、ご相談ください。

 

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

やまもと歯科 山本 修 院長

やまもと歯科山本 修 院長 OSAMU YAMAMOTO

やまもと歯科 山本 修 院長 OSAMU YAMAMOTO

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味: ゴルフ
  • 好きな映画: 「寅さん」シリーズ
  • 好きな場所: 葉山

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