千葉 哲也 院長（コレクトフォーム接骨院)のインタビュー

お子様連れ大歓迎の接骨院

高校まで野球をやっていました。接骨院にもお世話になったことがあり、「怪我を治す側になりたい」と思ったのが最初のきっかけです。“治す側”であれば、柔道整復師以外にも様々な職業がありますが、「開業ができる」というのが決め手となりました。私の父は自営業をしています。父の仕事ぶりを見ながら、24時間、自分の責任において自分の考えで動けることに大きな魅力を感じたのです。

この道に入ってから、足掛け14年、延べ9院で修養を積んできました。開業を視野に、足りないものや取り入れたいものを様々な治療院で学ぶことができました。その集大成として、2021年2月に『コレクトフォーム接骨院』を開院いたしました。

患者さんは、30代から50代のミドル層が中心で、お子さん連れのお母さんもよくご利用されています。当院にはキッズスペースがあり、さらに午前中ですと受付にお子さんを預けることも可能です。子供が泣いてしまうと、施術に集中するというわけにはいかないですよね。その点、受付さんが子供をあやしてくれ、見てくれるというのがお母さんにとって安心材料になっているのかもしれません。

AIを活用したそれぞれに合った施術

デスクワークをされている方はずっと一緒の姿勢で座り続けることがあり、同じ箇所に負担がかかってくることがあります。ですから、姿勢を改善し、日常動作を改善していくことに重点をおいています。

具体的には、まず最初に写真を撮らせていただきます。ご自身の身体がどうなっているのか、どのくらい姿勢が歪んでしまっているかをAIで測定していくのです。AIによって点数化された身体の歪みをもとに、専用の特殊ベッドを用い、姿勢の調整をしていくことになります。そもそも「姿勢が悪い」と言われても、どのように悪いのか、わかりませんよね。定期的に写真をお撮りし、変化を実感いただくことで、さらなる日常動作の改善につながっていくのです。

寝ながらおこなう、楽な筋トレ

矯正に加え、当院ではEMSと呼ばれる機器を施術に用いていきます。EMSは、筋力の弱った部分、いわゆるインナーマッスルを電気によって刺激して筋力をつけていくもので、安定した土台づくりに用いています。ご高齢の方に「腹筋をしてください」「トレーニングをしてください」と伝えるのはいいにしても、そもそも今の状態では運動が難しいケースもあり、かえって傷める可能性もあります。運動をするための土台づくりとして、寝たまま筋力強化ができるEMSは非常に有用です。今後も患者さんのニーズに合い、確実な効果が得られる技術や設備を順次導入してまいります。

患者さんの不安に寄り添い、心身ともにすっきりとしてお帰りいただけるように

患者さんは不安だと思うのです。痛くて来られてるわけですし、その時点では治るかどうか、不安なお気持ちを抱えておられるでしょうから。加えて、初めてのところでは緊張されていますので、言いたいことが全部言えないという方は少なくないと思われます。主訴以外、他にも痛い箇所があった場合、その情報をいかにして引き出していけるかが重要で、それがあってこその施術と言えます。また、原因となっている箇所と痛みが発している箇所が“離れている”こともあります。例えば、「寝違え」と思い、来院された方が、よくよく聞いてみますと、食べ過ぎや内臓が思わしくないために痛みが生じているケースもあります。最初のカウンセリングや検査が重要なのはその点で、患者さんが遠回りしないためにも、話していただきやすい環境づくりに力を入れています。

地域のみなさんへメッセージ

下町っぽさ、というのでしょうか。この地域の方は人情味に溢れた方が多く、毎日、癒されながら施術をしています（笑）。一生付き合い続けるお身体がより良い状態となるよう、この地域にお住いの方々の健康サポーターとして、私にできることを精一杯させていただきます。お身体のことで何か不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による情報の変化があることをご了承ください。